【検証】順張りトレーダー必見!”トレンドの長さ”が勝敗を左右します

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【検証】順張りトレーダー必見!"トレンドの長さ"が勝敗を左右します
ano森

短期間のトレンドに乗る、長期間のトレンドに乗る、それぞれ全くの別行動です。

「どの程度のトレンドに乗るの?」

「短期間と長期間のトレンドどちらに乗るべきなんだろう?」

順張りトレーダーと一口に言っても、スキャルピング、デイトレード、スイングトレードなど、人によって見ている時間軸やトレンドの規模は違います

いったいどのトレンドに乗るべきなんでしょうか?

結論、18時間~1日のトレンドに順張りを行うべきです。

なぜなら、私がプログラミングを用い20年以上のデータで実際に検証したところ、それぞれの保有期間でのテストで期待pipsが大きかったからです。

この記事では順張りに適したトレンドの期間を具体的な数値を含めて検証します。

当サイトはこんな方に向けたサイトです
  • 根拠のあるトレードしたい方。
  • 一時的な手法ではなく長期で使えるトレードをしたい方。
  • FXがギャンブルではないと理解できている方。
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  • データに基づいた事実ベースの情報が欲しい方。
目次

順張りは、18時間~1日のトレンドに行う

順張りは、半日~1日、3ヶ月のトレンドを中心に行うのが正解です。

さらに少し掘り下げて言うと、全体的に18時間~1日の3ヶ月期間のトレンドを中心に成績が良くなります。

逆に、順張りに適さないトレンドに乗ると、適したトレンドに乗った時と比べて0.5 pips程度損をしており、最大で10pips程度も損をしていました。

これでは絶対に勝てません

ano森

すぐにトレードに活かせる内容なので、ぜひ記事に目を通してみてください。

順張りに最適なトレンドの期間を検証

順張りに最適なトレンドの期間を検証

検証の内容

大まかなテスト内容

上昇トレンドであれば買い。

下降トレンドであれば売り。

エントリー後、一定時間たったら決済。

決済は15分後、30分後、1時間後、3時間後、6時間後、9時間後、半日後、18時間後、1日後、3日後、1週間後の11パターンでテスト。1ヶ月以降での決済はサンプル数が少なくなったため除外しました。

これを、移動平均線の期間ごとに行います。30分、1時間、3時間、6時間、9時間、半日、18時間、1日、3日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、半月の13パターンです。

また、保有期間が24の約数になると定刻でトレードするだけになってしまうので、時間を何分かずらしています。

11通り×13通りあるので、計143パターンのデータを取ります。

また、取引コストは有意性を見るためスプレッド0.1 pipsの低スプレッドに設定しています。

移動平均線が横這いに近くても強引にトレンドの方向を判断します。理由は、トレンド相場とレンジ相場の区別をつけないためです。「横ばいならトレードしない」等の条件を足すと「トレンドの強さ」の要素が足されてしまうためです。

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得られたデータがどの要素によるものなのかが分からなくなるのを防ぎましょう。

検証結果

順張りに適したトレンド(全データ)

こちらのグラフは、トレンドに順張りした場合の期待pips(縦)を表しています。

つまり、それぞれのトレンドの期間(横軸)で順張りを行った成績を1つにまとめたものです。それぞれの折れ線は保有期間でわかれています。

この検証はほぼ適当にトレードしているのと同義であり、手数料分負けているので全ての結果はマイナスで終わっています。見やすいように絶対値に直しています。なので値が0.0 pipsに近く低いほど成績が良いことを意味します。

要するに、折れ線グラフが下にへこんでいるものほど成績が良いです。

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なんとなく傾向が見えなくもないですが、
このままではグラフが見にくいので保有期間ごとに分割してみていきましょう。

順張り後、15分~18時間保有した場合のトレンド期間のグラフ

順張り後、15分~18時間保有した場合のトレンド期間のグラフ

順張り後、15分~18時間保有した場合のグラフです。24時間~1週間の折れ線グラフ3本を除いたものです。

3ヶ月のトレンド成績がすごく良いですね。3ヶ月のトレンドに順張りした時のそれぞれの折れ線グラフが大きくへこんでいます。

3ヶ月は四半期という節の期間を反映しているので、それが関係しているのかもしれません。

前後の期間が1ヶ月と半年しかないので、また極端に成績が良いため、間の期間も保管して改めて別の記事で深掘りしたいと思います。

次に注目したいのは18時間~1日のトレンドを中心に各折れ線グラフがへこんでおり成績が良いです

逆に3時間~6時間のトレンドと3日、1週間、半月のトレンドに近づくほど成績が悪いです。

ano森

トレンドの長期・短期の判断は個人によりますが、長いトレンドだから乗るというのは間違いのようです。

18時間~1日、3ヶ月のトレンドが順張りに適している。

順張り後、24時間~1週間保有した場合のトレンド期間のグラフ

順張り後、24時間~1週間保有した場合のトレンド期間のグラフ

先ほど除いた24時間~1週間の折れ線グラフ3本も見ていきましょう。

同様に3ヶ月のトレンド成績が良いのが分かります。

半日のトレンドあたりの成績が良さそうでしょうか。

保有期間が長いものは若干短いトレンドに乗ったほうが成績が良いみたいです。トレンド発生から早めに乗ったから良いという見方もできるかもしれません。

半日、3ヶ月のトレンドが順張りに適している。

考察とまとめ

半日~1日、3ヶ月のトレンドを中心に順張りの成績が良い。

 検証の結果、トレンド期間によって順張りの期待値は異なることが分かりました。

ano森

トレンドフォローをする際は、半日~1日、3ヶ月のトレンドに乗りましょう。

結論:順張りに最適なトレンド期間は、半日~1日、3ヶ月

今回のおさらいです。

トレンド期間によって順張りの期待値は異なる。

  • 長期トレンドだからといって順張りに適しているわけではない
  • 18時間~1日のトレンドの順張りが有利
  • 3ヶ月のトレンドの順張りが有利
  • 保有期間が長い場合は半日のトレンドも有利

いかがでしたか?

トレンド期間によって順張りの期待値が異なることが分かりました。

どのトレンドに乗るべきかある程度把握できたと思います。

どの順張り手法をやるかの前にどのトレンドに乗るかによって、そもそもの期待値が異なります。

今日からはトレンドの期間も意識してトレードのレベルを上げましょう!

ano森

こういった期待値の小さい積み重ねであなたのトレードも変わります。

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